今週は中山グランドジャンプ以来の障害レースのG2「京都ハイジャンプ」
レース名の通り、本来は京都競馬場で開催されるレースであるが、京都競馬場が全面改修工事を行っているため今年は中京競馬場で開催される。
去年の京都ハイジャンプは重馬場の中、最内枠を引いたスズカプレスト(5番人気)が先頭を走るラテールプロミーズを常に2,3番手で見る位置につけ、最後のコーナーで抜きさり勝利を飾った。
2着は1着になったスズカプレストには差されたものの、他馬には抜かせなかったラテールプロミス(6番人気)が3着になった。
3着は中団につけていたタガノエスプレッソ(2番人気)が途中、1、2着馬を抜き去りそのままゴールを迎えた感じだ。
また、1番人気だったスプリングボックス第3障害の着地時に馬が体勢を崩し、落馬した。
3連単は118,520円と少し荒れた内容だった。
これまでの実績が京都なので、参考になるかわからないが今回は過去10年分の実績をひとまず見て分析したい。
過去の1〜3着馬(10年分)
1番人気の信頼性
過去10年分の実績をみると、1番人気が5回しか入っておらず半分以上は馬券内に入っていない。
脚質
通過順位を見ると、やはり前に行った馬が3着までに残っているように見える。
年齢
8歳以上の馬がよく入着しており、馬の年齢は関係ないように見える。
配当
ここ2年は馬連で万馬券になっており、3連単でも10万以上の馬券がでている。
また、他の年を見ても、単勝が低い年でも、3連単では万馬券がでており、比較的波乱が含まれるレースだと考えられる。
年度 | 単勝 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|
2020 | 1520円 | 10280円 | 13130円 | 118520円 |
2019 | 5030円 | 24310円 | 44160円 | 613380円 |
2018 | 430円 | 350円 | 720円 | 3630円 |
2017 | 150円 | 2090円 | 3590円 | 12240円 |
2016 | 140円 | 430円 | 1550円 | 3100円 |
2015 | 590円 | 5220円 | 8210円 | 50650円 |
2014 | 2440円 | 4520円 | 24620円 | 178250円 |
2013 | 200円 | 4380円 | 17680円 | 80070円 |
2012 | 1130円 | 2110円 | 3150円 | 30490円 |
2011 | 650円 | 790円 | 9000円 | 43240円 |
まとめ
今日の分析では京都ハイジャンプは荒れるレースということがよくわかった。
また過去の傾向からみると下記のことがわかった。
- 1番人気の信頼性はあまりない
- 前に行った馬が3着に入りやすい
- 年齢は関係ない
しかし、これはあくまで3着までの馬を見た傾向のため、次回はもう少し各レースを見てなぜ荒れたのか分析したいと思う。