前回の記事を読んでいない方は下記の記事を読んで頂けると幸いです
「【分析1】5月15日(土) 中京第23回 京都ハイジャンプ GⅡ 〜過去10年分データ〜」
前回の記事ではこれまでの過去10年は下記のような傾向が見られると分析した。
- 1番人気の信頼性はあまりない (10レースのうち馬券内に入ったのは5回)
- 前に行った馬が3着に入りやすい (特に人気薄は前にいった馬が多い)
- 年齢は関係ない (8歳以上も入着多数)
今回はこれらの傾向に関して、今回のレースも同じことが言えるのかさらに分析したいと思う。
分析
1番人気の信頼性について
ここでは1番人気が馬券内に入らなかった過去5年間に関してはいらなかった原因をみてみたいと思う。
2020年・・・1番人気スプリングボックスが途中落馬により参考外。重馬場で馬が飛越の際に脚を滑らした模様。
2019年・・・単勝1.4倍の1番人気のタマモプラネットが大逃げを図ったが、最後のコーナーで差され4着と破れた。
当馬は3200mくらいのレースで好成績を残していたおり、3900m以上のレースは本レースが2回目で1回目のレースも10着に敗れていることから、距離が合わなかったとわかる。
2015年・・・前走中山GJで2着になり1番人気だったか、終始5番手あたりにつけていたが、最後脚が残っておらず4着に敗れている。レースをみると、そこまで差せる脚もなく、レース内容的に前が止まらないと行った感じだ。また、京都競馬場も初めてで、コースが合わなかった可能性がある
2014年・・・1番人気がケイアイドウソジンが最終障害で落馬し、参考外
2012年・・・1番人気バアゼルリバーは終始7,8番あたりで、7着で破れた。またこのレースも前がとまらずって感じだったのと、当馬は11月から1ヶ月毎に出走していた、前走が中山GJ、斤量が61キロと余裕がなかったのではないかと考えている。
上記より1番人気が敗れる原因としては下記のようなことが言えるのではないか。
逆にいうと下記のことを気をつければ危険な人気馬がわかるのではないかと思う。
- 前走が中山GJで疲労がある且つハンデが厳しい
- 初コースでコースが合わなかった
- 初距離でスタミナがもたなかった
脚質
通過順位を見ると、最初に頭をきったが過去10年中8回ある。2018年のアスターサムソンも途中2番手から1番手にあがっているといったことから先頭にいたといっても過言ではない。唯一前にいって負けたのは、上記でもあげた2019年のタマモプラネットであるが、当馬は距離が合わなかったことが明確である。
つまり前にいった馬はのこることがわかる。
年齢
過去10年の出馬表をみてみた。
正直のところ、障害レースということもり大半は6歳以上の馬であった。しかし5歳の馬もいたが入着できていない理由としては、人気も低いということからおそらく普通に実力不足だったと思う。逆に言うなら年齢を気にする必要はないと考えている。
まとめ
今日の分析では前回の分析結果ついての信憑性をみてきた。
特に1番人気が馬券内に入らなかった原因をみたところ、落馬や距離があっていない、初コースなど原因が明確であった。これらを気をつけることで波乱かどうか見極めができるのではないかと考えている。
明日は、待ちにまった予想をしますので、楽しみにして頂けたら幸いです。